◆易◆

「易」は森羅万象、日常些事のあらゆる問いや迷いに迅速に答えてくれます。
偶然性に賭けるという意味ではタロットと同じですが、いわゆる八卦が８変化し６４卦となりその卦それぞれが６回異なる意味を持つので３８４もの種類があります。
占い師の代名詞でもある「易」は、日本では幕末から明治にかけて高島嘉右衛門という豪商でもあった天才が伊藤博文ら政治家の相談を受けたことから広まりました。
易の原典である易経は紀元前１２－３世紀周の時代に完成し、四書五経と呼ばれる中国の古典として漢の時代から清の時代まで２千年の間聖書のような権威を保ちました。
およそ４千年の歴史があるわけです。
また、近代になって心理学者ユングによって「集合無意識」「シンクロシニティ」の言葉により西洋にも紹介され「イーチン・タロット」としても親しまれています。